建築士会全国大会 地域実践活動 最優秀賞

 2015年10月29日、建築士会全国大会in石川大会青年フォーラムにおいて、私たち長野県建築士会佐久支部青年女性が取り組んできた小諸市まちづくり活動が最優秀賞を受賞し、本年度の『日本一の栄誉』を頂きました。この活動の先頭に立ち1年半、最高の評価を頂き感無量の喜びです!
この大会は全国7ブロックの選りすぐりの代表者が集結し、地域実践活動を報告する大舞台。長野県は一昨年優勝・昨年準優勝と好成績を納めています。
本大会は二部構成で、最初に「①地域活動報告プレゼン/8分間」その後で「②ワークショップ/30分×3セット」を行って、来場者全員の投票によって最優秀賞が選考されました。

 

 

 

 地域活動報告プレゼンでは、小諸まちづくり活動の多すぎる内容を短過ぎる発表時間の中に凝縮し、若手建築士がゼロから考えて企画し・調査し・挑戦して・市政を動かすまでに至った過程とその後を詰め込みました。市民と行政の協力を得て、建築士の社会的な役割として取り組んだ活動と熱意を会場へ伝え、ワークショップへ。
ワークショップでは、佐久支部青年女性委員会のメンバーが一丸となって、資料配布やパネル設営をし、質疑に応えて詳細を伝えるチーム戦で他県を圧倒し、見事に最優秀賞の栄誉を掴み取りました。
結果発表の瞬間には、佐久支部青年女性委員の全員で歓喜に沸き、最高の瞬間を恵まれた仲間と迎える事が出来ました。

表彰式は大会セレモニーの大舞台で、石川県音楽堂のメインホール。パイプオルガンでホール全体が一つの楽器になっており、名立たる建築家の控える中で登壇するときはカチカチに緊張して、三井所連合会会長より表彰状を頂きました。これで長野県は全国大会において3年連続の入賞を遂げて、日本の建築士会を牽引する役割を背負ったと感じています。この大会で賞を頂くことが目標ではありませんが、評価される事によって、会員の意識向上につながり、同時に多くの新しい同志を招く事になると考えています。
私たちの小諸まちづくり活動においても、より一層の期待が寄せられる事でしょう。設計事務所としての日々の仕事は当然ながら、今後もまちづくり活動に従事して、建築士の社会的役割を果たして行きたいと思います。

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