kamata archtectural design studio
長野県小諸市和田946-5-C 0267-41-6090
城下町として栄えた歴史を持つ小諸市は、過去の城下町的な「中心と郊外」という都市構造を引きずり、革新的な進展を生み出せずに閉塞感が漂っていました。市政はそんな現状を打破すべく、都市計画上の大事業を進め、都市機能(市庁舎/図書館/病院/文化施設)を衰退した中心市街地の一カ所へ集中させて、まちの効率化を計ろうという「コンパクトシティ構想」を進めています。小諸の未来を左右する政策は、先の市長選の争点となり、「住民投票によって決定する」と政策を掲げた候補者が新市長に就任しましたが、残念ながら住民投票は実現されずに、小諸市は現在コンパクトシティ構想決行の道を歩んでいました。
そんな小諸市の現状を見て、「経済効率優先のコンパクトシティ構想によって失われるモノ」そして「市民の声が反映されない都市計画の決行」に疑問を感じていたので、小諸市のまちづくりに一石を投じる活動に挑みました。ただコンパクトシティ構想を進める市政に水を差すような活動をするのではなく、より良いコンパクトシティにする為の活動を目指し、次の2つの時間軸「過去と未来」を知ろうと、2つの調査を行いました
①まちなみ調査
一つは<過去~現在>の小諸に根付く歴史と文化の継承。
②市民アンケート調査
そしてもう一つは<現在~未来>新しい街への生まれ変わりに寄せる市民の声である。
「あなたの住む町は、今、どのような状態ですか?」
そんなアンケートの問いに「73%が衰退」と回答したまちが、今回私達が活動を行った長野県小諸市である。
1年を超える活動によって、市民・行政・メディアに大きな波紋を投げかけ、私たちが提唱した『地域別まちづくり方針の策定』がコンパクトシティ構想と同時に進めるべき重要な方策として市政に認められた。そして現在、若手建築士の2名がまちづくり方針協働会議の場へ席を頂くまでに至った。
これは建築士会の若手が市政に疑問を抱き、受け継がれたまちなみ文化と、期待と不安を抱える市民の声を掘り起こして、まちづくりをより良い方向へ導く為に市民と市政へ斬り込み、まちを動かし始めた活動である。
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長野県小諸市和田946-5-C 0267-41-6090
工事が着工されてからは、【監理者】として下記作業を行います。
・設計図通りの施工が進んでいるかチェック
・図面だけでは伝わらない内容の伝達
・建築主の代理となって、工事現場との打合せや指示
・建築主への報告
・その他(トラブル処理等)
監理者は建築主の代理として工事現場へ関わる立場にあります。詳しくは 《Q&A 設計監理とは 》 をご覧下さい。
当設計事務所の監理方法は、独自の方法を用いて行っています。
① 監理記録の発行
監理業務内容を日誌的に記載し、建築主と施工業者へ同時発行して行います。
監理記録により、建築主にも工事の進行状況や変更内容等を全て把握できるように配慮したシステムです。
監理記録は不定期発行ですが、概ね週に1回程度の発行でご報告いたします。
② 現場写真共有システム
工事現場で撮影した写真を定期的に建築主へ報告します。
建築主は、進行状況や現場の様子をスマホで確認頂けます。
監理記録と合わせてご覧頂ければ、建築主にも工事の進展状況や打合せ内容を把握できるようなシステムとしています。
建築主が遠方のお住まいでも、現場の状況を把握して頂けます。
ご覧頂ける写真は一部の抜粋となりますが、工事完成時には1000枚以上に及ぶ全監理記録写真を提出いたします。
実施設計とは設計図書となる図面の作成作業です。具体的に種類分けすると下記となります。
① 建築図 | ② 構造図 | ③ 電気設備図 | ④ 衛生設備図 |
概要書・案内図・付近見取図 | 基礎断面リスト図 | 電気設備工事仕様書 | 衛生設備工事仕様書 |
配置図 | 基礎伏図 | 電気設備配置図 | 衛生設備配置図 |
面積表 | 床伏図 | 配電盤結線図・照明機器リスト | 衛生機器リスト |
仕上表 | 梁伏図 | 電灯設備図 | 機械設備機器リスト |
平面図 | 小屋伏図 | コンセント設備図 | 給排水設備図 |
立面図 | 壁量計算図 | 弱電設備図 | 空調換気設備図 |
矩計図、部分詳細図 | 金物図 | その他 | 冷暖房設備図 |
展開図 | その他 | ||
天井伏図 | |||
建具表 | |||
キッチン図、家具図 | |||
外構図 |
建築主との打合せ内容は全て図面内へ記載されていきます。現場で施工図として使える程度の詳細な図面を作成します。
ヒアリングと敷地調査より、計画案01を作成します。
「配置図・平面図・パース」の3点を作成し、主に3DCGにて建物のイメージをお伝えします。
計画案01の段階で御満足頂ける案が出来る事は非常に稀です。
設計は変更を繰り返して練り上げていくものです。
計画案01をタタキ台として、ここから建築主の要望がより明確に浮き上り、理想像がイメージできるようになります。
初回計画案のプレゼンで○か×かではなく、 イメージの方向性や設計士の資質、意見の伝わり方の相性などを見て頂いて、
「信頼して依頼できるか」をご判断ください。
建物の概要、用途、予算等の計画内容を伺います。
「何から考えればよいかわからない???」
という方が多いと思いますので、
「何から考えるべきかを一緒に考えましょう!」
建築の動機や状況など千差万別ですので、決まった手順はありません。
・どんなデザインにしたいのか?
・どのくらいの広さが必要なのか?
・予算はいくらなのか?
・自己資金なのか?融資を受けるのか?
どんな建物を求めているのか、会話の中から探らせて頂きます。
同時に敷地を見させて頂きます。
敷地が決まっていない場合は、敷地探し等を一緒にお手伝い致します。
周辺環境、広さ、接道条件、敷地にかかる法規などチェックします。